社是「安全施工がわが社の使命」
のもと、会社創業時から当社の主力事業として発展してきたのが送電線事業です。
日本経済の発展とともに、日本全国の22KVから1000KV(UHV)送電線まで幅広い建設工事を手がけています。
一方、送電線の保守工事や送電線用鉄塔の防錆塗装工事、土木工事事業等、社員の活躍の場を多機能に展開できるよう推進中です。
高度情報化時代にライフラインとしてなくてはならない大きな役割を担っており、非常災害時の設備の保全・緊急対応の迅速化や、高度な技術力の向上に日々努めています。
郊外や山の中腹に電線の張られた鉄塔が立っているのを見たことはありませんか?
それが送電線で、発電所からの電気をあなたの町の近くにある変電所まで送る役目をしています。
送電部ではその送電線路の建設工事や保守工事を担っています。
2019年4月1日から、東京電力パワーグリッド株式会社様より神奈川県内(※)の送電線の保守業務を受託しました。
当社が行う受託業務内容は主として以下の通りです。
・送電線線下をパトロールし、送電線付近での作業(クレーン等の重機使用)の確認と使用する方との安全打ち合わせを行います。
・鉄塔にカラスの巣が作られていないかパトロールし、営巣材(ハンガー等の金属)が設備に異常を起こさないか管理します。
・竹の子が生えてくる時期(4月~7月)に竹が電線に近付き火災や感電、停電にならない様にパトロールし除去を行います。
・熱画像測定や低抵抗測定といった測定機器を用いて設備の劣化などの異常が無いか点検を行います。
・送電鉄塔設備の異常個所の改造や修繕を行います。
・鉄塔に作られたカラスの巣や風で電線に引っかかった物の除去を行います。
送電鉄塔敷地内に草が生えて、設備への立入が困難にならないよう草を刈る仕事です。
送電線はよく見られる電柱の電線とは流れている電圧が違い、特別高圧のため絶縁素材で被覆をすることが出来ない裸線です。電線に触れなくても、定められた離隔距離より接近した場合に感電や火災、それに伴う停電が発生する恐れが有ります。その為に電線と離隔距離を取ることが電気設備基準で定められています。
当社では電線に接近した樹木がないか調査し、樹木の持主と交渉して定めらた離隔距離が確保出来るように伐採(枝切・芯止)を行うことで安定した電気の供給が出来るように設備を保守する仕事です。
※担当地域…横浜市神奈川区、西区、旭区、瀬谷区、保土ヶ谷区、南区、泉区、戸塚区、
港南区、港北区の一部、磯子区、栄区、金沢区、藤沢市、鎌倉市、逗子市、横須賀市、
三浦市、葉山町、茅ヶ崎市の一部、綾瀬市の一部